WSFCの記憶域追加時のメモ

前提

やったこと

クラスタを作成する際または作成後に、クラスタリソースとして記憶域(ディスク)の追加を行うと思いますが、その際に認識されるはずのディスクがクラスタのディスクとして認識されず追加ができない事象があり一瞬ハマりました。

原因は当該ディスクに「パーティションをアクティブとしてマーク」が設定されていたことでした。ディスクの管理画面にてディスクに対して右クリックした際に誤って「パーティションをアクティブとしてマーク」を押してしまったものと思われます。これを「非アクティブ」に戻すにはGUIでは不可でして、diskpartコマンドを使用す必要があります。

手順の詳細は以下。

「パーティションをアクティブとしてマーク」を間違えて設定した場合の解除方法 - FOR THE SOPHISTICATED PEOPLE

1.コマンドプロントを起動

2.「diskpart」と入力する。

3.「list disk」と入力し解除したいパーティションのドライブの番号を調べる。

4.「select disk 0」(0は3.で調べたドライブ名)と入力し、フォーカスをドライブに移動。

5.「list partition」と入力し解除したいパーティションパーティション番号を調べる。

6.「select partition 1」(0は5.で調べたパーティション番号) と入力しフォーカスをパーティションに移動。

7.「inactive」と入力すると、アクティブが解除される。

 (「active」と入力すれば、アクティブに設定される。)

8.「exit」を2回入力しコマンドプロントを閉じる。

 上記手順により「非アクティブ」に戻した後は想定通りクラスタの記憶域として認識されたため、ディスクをクラスタに登録することができました。